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GX(グリーントランスフォーメーション)について
GXとは
現在、 150以上の国や地域が、将来(2050年など)のカーボンニュートラルの実現を掲げています。
従来、温室効果ガスの排出量は、経済活動と比例するとされてきましたが、排出削減と経済成長の両立を実現するという社会変革が注目されています。
この社会変革に向けた取り組みを「グリーントランスフォーメーション(略して「GX」)」といいます。
日本におけるGX
我が国は、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロを念頭に、2030年度に2013年度比で温室効果ガスを46%削減する(さらに50%の高みに向けて挑戦を続ける)ことを目指しています。
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産業部門に対する取り組み
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GX経済移行債
新たな国債であるGX経済移行債(以下「GX債」という。)を発行し、GXを促進する企業に10年間で20兆円規模の支援
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温室効果ガスの排出権取引
2026年からカーボンプライシング(炭素排出に価格付け)を導入して企業間での排出量取引を本格稼働
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省エネ賦課金
2028年度から化石燃料に対する賦課金を課し、自らが温室効果ガスの排出削減への投資を行う意識変革を促す
家庭部門に対する取り組み
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省エネ関連補助金
GXを促進する企業の省エネ製品の購入等に対して補助金を交付
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省エネ賦課金
化石燃料に課される賦課金の価格転嫁を通じて、自らが温室効果ガスの排出削減への投資を行う意識変革を促す
GX債を活用した産業部門と家庭部門の取り組みのイメージ
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本キャンペーンにおけるGX
本キャンペーンは、GXの取り組みの一環として位置づけられており、一部はGX債により調達された資金を財源としています。
これらの事業では、GXへの取り組みに協力を表明する事業者が建築する新築住宅や製造する製品を補助対象としています。
なお、GXへの協力の表明は、各事業が定める所定の方法によりますので、各事業のホームページで詳細をご確認ください。